【CRI】ゲームでCRIWAREを使う際の料金や権利表記まとめ

CRIWAREの利用料金や権利表記周りの確認をしたい方向けのまとめ記事です。

少し複雑なので最終的には問い合わせ等で確認するのが良いかと思います。
目安としてご活用ください。
なお今回はUnityを使う想定で進めますが、その他のエンジン等でも大きく変わることはないです。

※こちらの記事は2025/3/13時点での内容になります。


要約

詳しくは下記で説明しますが、超簡単にまとめたものを最初に書いておきます。

料金
  • 法人/個人の売上が1000万円以下の場合は無料
  • 1000万円を超える場合は、ゲームの売上×1%を目安に料金が発生する
権利表記
  • 各ストアページの末尾に文字で記載
  • ビルド内にライセンスのテキストファイルを入れる
  • ロゴ画像の表示は任意(割引があるので推奨)

用語整理

名称 説明
CRI 株式会社CRIのこと。CRIWAREの略称的に使われることもある。
CRIWARE CRIが提供するミドルウェア製品のブランド名。多分Middlewareからきている。
CRI ADX ※1 音声再生やエフェクト等を行うミドルウェア製品。
CRI Atom Craft ADX2で利用する音声データをまとめたり加工するソフトウェア。
CRIWARE Unity Plug-in CRI ADXをUnityで利用するためのプラグイン

Unityで扱う場合、エンジニアがCRIWARE Unity Plug-inを用いてCRI ADXを制御し、サウンドチームがCRI Atom Craftで音源データを用意することが多いです。

※1 CRI ADXは一度バージョンアップがあり、CRI ADX2と表記されていました。ただ、その後ADX2をADXにする改名があったため、現在ではバージョン1をCRI ADX v1、バージョン2をCRI ADXと呼びます。詳細はこちら


CRI ADXの料金について

CRI ADX 無料版の利用条件は現時点(2025/3/13)で、下記のように表記されています。

下記条件をすべて満たす場合のみ、ADX LEを使用したコンテンツをライセンス許諾料無償で配信することができます。
・前年度年商が1,000万円以下の会社、または団体・個人であること
・コンテンツの配信元が自身であること(販売権を自身で持っていること)
・コンテンツの売上が1,000万円以内であること ※1,000万円を超えた場合は、「ADX」に移行いただきます。

要約すると基本的には、会社/個人の売り上げが1000万円以下なら無料、超える場合は有料となります。
有料の場合の利用料金はおおよそ、下記のようになっています。

売り切り型の販売の場合

  • ダウンロード販売の場合、売上×1%
    • 画面に商標(ロゴ)表示を行った場合、0.05%の割引
  • パッケージ製造の場合、30円/本
    • 画面に商標(ロゴ)表示を行った場合、4円/本の割引
    • 印刷物に商標(ロゴ)表示を行った場合、1円/本の割引

無料配布+アイテム課金モデル(消費型アイテム)の場合

  • 初期費用35万円
  • 初月のみ45万円の支払い
  • 2か月目以降、月間売り上げが250万円以上の場合、売上×約1%
    • 売上に応じて割合が若干変動しますが、0.5%~2%の範囲です

完全無料ゲームの場合

  • 基本的に料金はかかりません

つまり、基本的にはゲームの売上×1%を目安にしておけば大丈夫です。
※料金体系がやや複雑なので、正確な内容は こちら の下の方の料金に関するPDFをご覧ください。


CRI ADXのライセンス種類

CRI ADXには下記2つのライセンスがあります。

  • LE版
  • Pro版

LEが無料版、Proが有料版という認識で問題ないです。
上述の通り売上1000万を超える場合はPro版を利用します。
使える機能も少し違いますが、基本的にはLE版で十分だと思います。

またUnityではUP版というのがあり、アセットストアで販売されていましたが、現在はストアページが無いため廃止されたと思われます。


CRI Atom Craftの料金について

CRI Atom CraftについてはADXの補助ツール的立ち位置のため、CRI Atom Craft自体は無料で利用できます。


権利表記まわりの話

Pro版については問い合わせとなっているのでLE版の話になりますが、各種権利表記等への対応についてです。
こちらも一般的なゲームに対して、おおよそまとめた内容です。
詳細は こちら の下の方に載っています。

必須
  • 各種ストア説明欄の末尾に このソフトウェアには、(株)CRI・ミドルウェアの「CRIWARE」が使用されています。 と表記
  • ビルドにこちらでダウンロードできるCRI_ADX_LE_End_User_License_Agreement.txt を入れる
    • 【PCの場合】アプリの実行ファイルと同じ階層か、アプリの「Read Me」など利用者向けテキストと同じ階層に入れる
    • iOS, Androidの場合】Unity Project内の「StreamingAssets」フォルダに入れる
  • iOSのみ】こちらからプライバシーマニフェストをダウンロードし適用する
任意
  • ゲーム内にロゴ画像を配置

ただ上述の通りPro版ではロゴ画像があると割引が適用されるので、表示しておくのが無難かなと思います。


導入

導入の際には丁寧なチュートリアルがあるので、こちらに従うのが良いです。 game.criware.jp

また、私の書いた記事もあるので興味があればご覧ください。
hansel-bread.com